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2025.03.16 Event(report)

第27回定例研究会を開催しました。

2月21日(金)19:00~第27回定例研究会が開催されました。報告者は賛同会員の福井由美子さま(NPO法人障がい者の暮らしとお金の相談室・医療法人社団原クリニック)で、テーマは「ライフプランを活用したひきこもりケアラー支援のモデル開発~行政と NPO が連携した仙台モデル構築の実践から~」でした。
今回は福井さまが携わっておられる「仙台市親なきあと生活設計事業」における実践について、CD-TEPを援用したモデル化の途中経過についてご報告いただきました。「仙台市親なきあと生活設計事業」は、主にひきこもりを抱える家族ケアラーに対してファイナンシャルプランナーとソーシャルワーカーが協働でライフプランの提供を行い、抽出された生活課題に関し、家族ケアラーとソーシャルワーカーが協働で解決のための対策を準備していく支援モデルとのことです。この実践の可視化と普及に向けてご研究されている内容を、作成したロジックモデル、暫定版の効果的援助要素リストやサービス利用計画、組織計画などを用いて分かりやすくお示しいただきました。
指定発言者として当法人理事の西村聡彦氏(日本社会事業大学大学院、日本ピアスタッフ協会)からこの研究の問題意識の所在、支援モデルの対象、インパクト理論の中でのリカバリー志向の視点の位置づけ、ニーズ評価、支援モデルを普及していくための工夫についてのご質問をいただきました。また、当法人のアドバイザリーボード委員の池田徹さま(社会福祉法人生活クラブ風の村顧問)から、事業の内容についての具体的なご質問をいただいたうえでケアラー支援の重要性と制度化に関するコメントをいただきました。質疑応答の際には、今回初めて参加してくださった方を含めこの領域に関心をもたれる多くの方からコメントをいただき、活発な議論が行われました。
貴重な研究内容についてご報告いただきました福井さま、コメントをいただきました西村さま、池田さま、そしてご参加いただき様々なご意見・ご質問をいただきました皆さま、誠にありがとうございました。

文責:入江名未(PBEE研究・研修センター事務局)

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