2024.11.30
Event(report)
第24回定例研究会が開催されました。
11月15日(金)19:00~第24回定例研究会が開催されました。報告者は当法人研究員の仁科雄介氏(一般社団法人ent)で、テーマは「プログラム評価の手法を用いた非営利法人によるリカバリー志向サービスの実践と普及:地方小規模自治体の精神保健福祉に関わる団体の取り組みから」でした。
今回の報告者の仁科氏は1年前に、精神保健福祉領域の社会資源が十分でなくケースの重度化・深刻化、支援の管理的傾向が課題となっている地方小規模自治体において、リカバリー志向のサービスを戦略的に実施する一般社団法人を設立されました。今回の研究会では、法人における取り組みを検討したセオリー評価の結果をご報告いただきました。作成されたロジックモデルを通して、多様な課題がある地域の中で抽象的にも捉えられるリカバリー志向のサービスを実施・普及していくためにはプログラム評価の手法を用いて効果的な実践を可視化することが重要であることを、具体的にお示しいただきました。
指定発言者として福井由美子さま(NPO法人障がい者の暮らしとお金の相談室)から、ご自身のソーシャルワーカーとしての豊富なご経験に基づくコメントと、法人設立から現在までの詳しい経緯、行政や他の職員・当事者との連携など実践の具体的な部分、また今後似た状況の地域にリカバリー志向のサービスを普及する際に必用なことについてご質問をいただきました。質疑応答の際には、ご参加いただいた皆様のご経験を共有いただきながら、様々な視点から議論が行われました。
貴重な実践についてご報告いただきました仁科さま、指定発言の福井さま、そしてご参加いただき多くのご意見・ご質問をいただきました皆さま、誠にありがとうございました。
文責:入江名未(PBEE研究・研修センター事務局)
