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2024.10.17 Event(information) Event(report)

『2024年度PBEE評価セミナー第4回:実践編~CD-TEP法の実践的な適用を学ぶ②~』を開催しました。

2024年10月11日(金)第4回PBEE評価セミナーを開催しました。前回はプログラムスコープとロジックモデルづくりでしたが、今回は「構造化シート」を用いたプログラム理論(効果モデルの「設計図」)の構築でした。
まず総論として、大島巌代表理事よりプログラム評価の大枠及び構造化シートの説明をいたしました。CD-TEP法における効果モデル5アイテムを作成するために、新たに加わったプログラムスコープ、ロジックモデル、構造化シートづくりなどを通して、より効果モデルづくりの実践を可視化しやすくなると思いました。
次に、福井由美子氏及び大山早紀子氏の事例を通して、構造化シートの活用方法を学びました。ロジックモデルの直接アウトカム及び活動を表にして、直接アウトカムを構造化シートに落とし込みます。福井氏の事例では、ひきこもり当事者、ケアラーとしての家族、行政や地域の支援者という軸があり、そこに直接アウトカムの1つ1つを当てはめていきます。構造化シートがあることで、ロジックモデル作成時点では平面的だった取組みが立体的になり、また、ロジックモデル作成時には思いつかなかった他のサービスや支援も考えることが出来て、シートに加えることができました。福井氏の事例でも、新たに加わった取組みがありました。大山氏によるデイケア&アウトリーチ統合モデルの事例においても、当事者や家族、地域住民や支援者という軸を立てて、そこに直接アウトカムを当てはめていきました。
構造化シートを作成後、それを基にサービス利用計画や組織計画が作成しやすくなり、誰がそのサービスを受けるのか、どの組織がそのサービスを提供するのかがわかりやすくなります。一見、描くことが困難そうな構造化シートですが、実践現場の方の知見を集め、先行研究と突合させて構造化シートに落とし込むことで、より効果モデルが精錬されていくと思いました。
次回、第5回PBEE評価セミナーは、2024年12月13日(金)19時~、「効果モデル」の構造化・具体化~効果的援助要素、フィデリティ尺度の作成がテーマです。皆様のご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

(文責 PBEE事務局 大原さやか)

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