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2024.09.08 Event(report)

『2024年度PBEE評価セミナー第3回:実践編~CD-TEP法の実践的な適用を学ぶ①~』を開催しました。

2024年8月30日に2024年度第3回評価セミナー:CD-TEP実践編①が開催されました。今回のテーマは、CD-TEP法の実践的な適用を学ぶCD-TEP実践編①「効果モデル」の設計・開発~「プログラムスコープ」と「ロジックモデル」の作成で、総論を大島巌教授が講義し、事例を福井由美子氏が贄川信幸教授とやり取りをしながら解説しました。
総論では、プログラムスコープとロジックモデルづくりがCD-TEPの12段階の第1段階に該当することの説明でした。これらのツールを活用して、社会課題や標的集団の同定、それらに対してどのような手立てを使いながら解決していくかについての説明でした。
事例では、まず、プログラムスコープの説明がなされました。ひきこもり当事者とケアラーであるその家族にどのような課題があり、既存の社会資源と新たに生み出していく社会資源、目指すべきゴールをプログラムスコープに落とし込んでいきます。①解決したい社会課題・問題点は何か、②なぜその問題が解決できていないのか、③解決を必要としている人はだれか、④現状ではどのように対応されているのか、⑤どうすることが解決に繋がるのか、⑥最終ゴールを達成するために必要な資源は何か、⑦それを達成するための手段は何か、⑧誰が実施するのか、⑨最終ゴールとそれをもたらすための戦略的な目標とは何か、について事例を通して詳細な説明がなされました。
次に、ロジックモデルの説明がなされました。プログラムスコープを軸に最終アウトカム、中間アウトカム、直接アウトカムが設定され、それらについて活動が記述されていました。これらの活動については、帰納的な実践知だけではなく演繹的な理論(CRAFT)も含まれており、様々な知見が盛り込まれています。
グループワークを終えた後、質問の時間が設けられその後、規定時間終了後も質問が何点か上がりました。社会課題解決のためのモデルづくりとはいえ、自分自身の課題解決にも大いに役立ちそうなツールであると再認識できました。
次回は、2024年10月11日(金)19:00~21:00です。「構造化シート」を用いて構築するプログラム理論(効果モデルの「設計図」)になります。ぜひ、ご参加よろしくお願いいたします。

(文責 PBEE事務局 大原さやか)

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