2023年度 プログラム評価入門セミナー第3弾(第2回)「ロジックモデルの構造と活用方法」(2023年11月24日)のご報告及び第4弾「ロジックモデル作成研修」(2024年2月24日)のご案内
2023年度の入門セミナーは、
●第1弾:ファシリテーション研修(終了)
●第2弾:評価におけるデータ収集・分析の基礎(終了)
●第3弾:プログラム評価入門セミナー(今回)
●第4弾:ロジックモデル作成研修(2024年2月24日、開催予定)
の全4弾シリーズの企画です。今回は、そのうち第3弾になります。
今回のセミナーは、まずは「ロジックモデルの要素と構造」についての講義、次に「福祉プログラム(休眠預金等活用事業)の事例」を用いた講義、そして最後にご参加いただいた皆様との質疑応答という構成でした。
セミナーには、72名の方にお申し込みをいただき、当日は40名程度の皆様にリアルタイムでご参加いただきました。平日(しかも金曜日)の夕方19時からというご参加いただきにくい時間であったにもかかわらず、多くの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。
質疑応答では、参加者の皆様から様々なご質問・ご感想をいただきました。積極的なご参加ありがとうございました。
また事後アンケートの結果を参照させていただくと、皆様大変主体的にご参加くださった様子が見受けられました。自由回答の一部をここに掲載させていただきます。
- とてもタイムリーな内容で助かりました。ありがとうございます。
- 参加する度に学びや気づきがあります。ありがとうございます。今日は、指標があることで抽象的なアウトカムのイメージの共通認識を図ることができるというところがとても参考になりました。
- 毎回のセミナーで、少しでもスキルを身につけ、社会に貢献したいと考えておりますので、今後もご教示を頂ければと存じます。
- 指標の設定について、安易に他団体を参考にしたりするのではなく、自分たちが目指す価値は何かを探ること自体がとても大切な作業だと理解できました。
- ロジックモデルを作って放置するのではなく、丁寧なモニタリングを定期的に行っていくことなどの工夫も参考になりました。
- ロジックモデルの作成から評価まで大変な作業ですが、地域福祉活動計画における社会的インパクト評価においては、市民や行政や関係機関にも共感していただけるアウトカム指標を設定して、成果を共に喜べるように取り組んでいきたいと思いました。
- いつも丁寧に説明していただき、ありがとうございます。取り組みたい研究内容を、ロジックモデルを使って深めていきたいと思います。
- ロジックモデルや取組評価をする側の事情として精緻な分析をしたいという欲求はありつつ、実際の現場では全てのデータが揃うわけでもなく、できる範囲でやるしかないのだということが、改めてよくわかりました。
上記の他にも、本当に様々なご感想をいただいております。ご回答いただきました皆様、本当にありがとうございました。

続いて、プログラム評価入門セミナーの第4弾は2024年2月24日(土)開催の「ロジックモデル作成研修」です。ご関心のある皆様は、是非、こちらのPeatixサイトから参加のお申込みをお願いします。こちらの研修の概要は次のとおりです。
【PBEE研究・研修センター主催】
2023年度プログラム評価入門セミナー第4弾:ロジックモデル作成研修
本研修の趣旨
PBEE研究・研修センターでは、様々なプログラム(社会的介入全般)の価値を引き出し、継続的にその戦略(すなわちロジックモデル)を改善していくための「プログラム評価」の基礎について理解を深めていただくことを目的に、プログラム評価入門セミナーを実施しております。
第4弾にあたる本研修では、ワークショップ形式によるロジックモデルの作成演習を通し、プログラムの基本的な要素(投入、活動、アウトプット、アウトカム)に対する理解を深めるとともに、プログラム評価におけるロジックモデルの役割・その活用方法、指標の設定を含む評価計画の作成方法についても理解を深めます。
本研修は入門セミナー全体からみれば第4弾ですが、これまでのセミナー(第1弾~第3弾)への参加がなくても無理なくご参加いただける内容になっております。さらに、対面での開催ということでプログラム評価を学びたいとう方とのネットワーク形成にも役立てて頂けます。これからご自身のフィールドでプログラム評価を活用したい、すでに導入をしているがうまくいかないことがある、一緒にプログラム評価を勉強する仲間と出会いたい、などをお感じの方は是非、ご参加ください。
本研修の概要
・日時:2024年2月24日(土)10時~17時
・対象:賛同会員
・参加費:2,500円
・開催(定員):対面(先着30名)
・場所:日本社会事業大学文京キャンパス 401教室(〒112-0002 東京都文京区小石川5-10-12)
・担当:源由理子(明治大学)、新藤健太(日本社会事業大学)、清水潤子(武蔵野大学)、大山早紀子(川崎医療福祉大学)
本研修の内容
◆プログラム評価やロジックモデルについての基礎知識、ワークショップにおける留意点等の講義
プログラム評価の5階層(ニーズ評価、セオリー評価、プロセス評価、アウトカム・インパクト評価、効率性評価)についてざっと概要をご説明し、そのなかでロジックモデルが果たす役割や、これをワークショップで作成する場合の手順・留意点についてご説明します。

◆ワークショップによるロジックモデルの作成方法
ロジックモデルは最終アウトカム・中間アウトカムから、そして直接アウトカム、活動という順番で検討していきます。本研修ではワークショップにて実際に参加者の皆様とロジックモデルづくりを行うことで、これを体験して頂き、ロジックモデルをどう作っていけば良いのか、ワークショップをどう運営すれば良いのかを学んで頂きます。

◆指標を含む評価計画の作成方法
ロジックモデルを作成しただけでは評価(プロセス評価、アウトカム・インパクト評価など)は出来ません。ロジックモデルをもとに、アウトカムやプロセス(活動)の指標を検討し、どのようにデータを収集して分析し、価値判断を行うのかの評価計画が必要です。本研修ではワークショップを通してこれを作成する方法を演習形式で学んで頂きます。

こちらの企画でも皆様にお会いできることを楽しみにしております。引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
文責:新藤健太(一般財団法人PBEE研究・研修センター 業務執行理事)
