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2023.01.16 Event(report)

第2回PBEE評価セミナー『社会課題解決のためのプログラム開発・評価の方法:CD-TEP法を用いたプログラム開発の実際』を開催しました!

2023年1月7日(土)に「第2回PBEE評価セミナー:社会課題解決のためのプログラム開発・評価の方法~CD-TEP法を用いたプログラム開発の実際」を開催しました。
まず、総論としてPBEE主催者である大島巌先生から「実践家・当事者参画型プログラム開発の方法論」の説明をいただきました。モデル開発のための支援ニーズ把握のためのプログラムスコープの作成や、プログラム理論把握のためのロジックモデルの作成など、現場にて「今日から使えそうな」実際行ってみたくなる内容も含まれていました。
次に、各論として大山早紀子先生から「デイケア&アウトリーチ支援統合型プログラムの開発」をご自身の博士論文を基に説明をいただきました。大山先生が現場にてACTスタッフとして働いていた時に、ACTで訪問支援をした利用者が、日中居場所として参加できる場がない、また、デイケアで日中を過ごせても日常の生活支援まではカバーできないという現場の支援ニーズを感じたなかで、既存の社会資源(訪問看護とデイケア)を統合した支援を提供することで、重い精神障害のある人が地域で主体的に生活できるモデルを開発するという内容です。
このモデルを開発するために、まず、全国のデイケア機関にアンケートを取り、現場を実態把握しました。次に、アンケート調査から得られた結果を基にGP事業所を選定し、インタビューやワークショップをすることで、モデル開発に必要な情報を入手しました。最終的に、CD-TEP法の1~6ステップの流れで作成した5アイテム(インパクト理論、プロセス理論【サービス利用計画、組織計画】、効果的援助要素、フィデリティ尺度、マニュアル)でモデルを開発しました。
本モデルを説明いただき、大山先生が現場の支援ニーズからモデル開発の着想を得たことなどから、CD-TEP法が「Theory Evidence Practice」とまさに、理論と根拠と実践が円環型に回っていることの説明がなされていると思いました。チャットや口頭での質問もあり、議論も深まって良いセミナーだったと思います。ご参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

文責:大原さやか(PBEE研修・研究センター事務局)

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