『プログラム評価入門セミナー第1回~福祉実践家による評価実践~』を開催いたしました! ご参加いただいた皆様、動画をご視聴いただいた賛同会員の皆様、ありがとうございました!
2022年10月14日(金)18時30分~、「プログラム評価入門セミナー第1回~福祉実践家による評価実践~」を開催しました。本セミナーは「プログラム評価の基礎について学びます!」をテーマに全2回で企画しています。第1回である今回は「『評価設問』と『評価の5階層』をテーマに掲げ、前半にプログラム評価の基本的な考え方(評価の5階層)を解説し、後半に福祉プログラムの事例を紹介しました。第1回セミナーは84名の方にお申込みをいただき、当日は65名の皆様にリアルタイムでご参加いただきました。平日(しかも金曜日の)夕方18時30分からというご参加いただきにくい時間であったにもかかわらず、多くの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。
講義部分の後は、参加者の皆様からご質問をいただき、これに回答させていただく時間をもたせていただきました。例えば、
- 社会福祉分野では法律や制度に基づく事業をされている団体が多く、行政が指定する指標に基づいて測定することが多いシステム(カルチャー)が多いなかで、プログラム評価を実施していくための工夫は何があるか
- 自分がプログラム評価を活用していくことを想定したときに、何かこれを身につける機会が必要に思える。そうした訓練の機会等はあるか
- ロジックモデルを使ってプログラムの設計を整理する際、例えば、最終アウトカム・中間アウトカム・直接アウトカムとあるなかでそれぞれ達成までの期間をどのように設定すべきだろうか
- 社会福祉の対象になる方々のなかには直接アクセスすることが難しく(例えばヤングケアラーの方、ひきこもりの方など)、そういった場合にどのようにしてプログラム対象者のニーズを把握していったら良いのか
- 社会福祉の現場は、行政がお金をつけているもの(制度事業など)のなかで実践を展開することが多いなかで、新しいプログラムづくりをするということに難しさを感じる。どのようにすればこのようなことができるだろうか
など、本当にたくさんのご質問をいただきました。私も思い返せば、「あ~、こうした回答をさせていただけばもっと良かったな・・・」など、今になって思いつくことがたくさんあるのですが、皆様とのやり取りを通して、私自身の学びも大変深まりました。積極的なご参加、本当にありがとうございました。
また、現在も皆様の回答を収集している最中でございますが、事後アンケートの結果を参照させていただくと、皆様の満足度もおおむね高く、セミナーで学んだことを現場で生かしていきたい」という方が多くいらっしゃる様子でした。自由回答の方では、
- 事例があると、自分の実践に置き換えられるのでとても学びが深まりました。
- 皆さんの質問に丁寧にご回答いただき、大変勉強になりました。
- アウトラインと事例とで、とても分かりやすい内容でした。しかし皆さまからご質問もあったように、ニーズ評価、セオリー評価などはその技量が試されると感じますので、ぜひ体験型に参加させて頂ければと思います。
- 全体的にとても分かりやすかったです。今後、ロジックモデルの作成ワークもあるので楽しみです。ありがとうございました。
- 2部構成がよかったです。理論と実践がコンパクトに説明され理解が進みました。また、「価値」という言葉がなんどもあり、私の実践を言語化・可視化する動機が高まりました。本当にありがとうございます。
- 沢山の質問の中に自分自身の気になっている事柄も多くあり、これらに対しての応答を聞くことで評価をより具体的にイメージすることが出来ました。
など、本当に様々なご感想をいただいております。ご回答いただきました皆様、本当にありがとうございました。これからの皆様は是非、事後アンケートにご回答ください!
第2回セミナーは2022年11月11日(金)18時30分から、テーマは「『ロジックモデル』の構造と活用方法」を予定しております。すでにお申込みの皆様、また次回お会いできることを楽しみにしております!また、ご関心をもっていただけた皆様、第1回セミナーにご参加いただいていなくてもご理解いただける内容を検討しております。是非、第2回からでもご参加ください!その際はこちらのPeatixサイトから参加のお申込みをお願いします。
なお、賛同会員の皆様には本セミナーの動画配信サービスも行いますので、宜しければこちらから賛同会員にお申込みいただき、本セミナーには「賛同会員」として参加していただけましたら幸いです。
文責:新藤健太(PBEE研究・研修センター 業務執行理事)
以下、本セミナー運営担当理事の清水さんからもコメントをいただきましたので掲載させていただきます。
福祉実践におけるプログラム評価について、多くの方からご関心をお寄せいただいていることを大変心強く感じております。私自身もソーシャルワーカーの育成に関わる立場ですが、プログラム評価は既存のサービス事業をクライエントや利用者、地域の人々を中心に据えてより良くしていくプロセスにも効果的ですし、ソーシャルワークのグローバル定義にもある社会開発を実装していく実践家の皆さんにも有効だと思います。もちろん理論としての限界もありますが、引き続き一緒に学び、実践に活用いただけると幸いです。
清水潤子(PBEE研究・研修センター 理事)


