(2025.12.23)第37回定例研究会:「休眠預金を活用した支援付き住宅建設の評価実践報告」を開催しました。
12月23日(火)19:00~21:00に、第37回定例研究会を開催いたしました。
今回は、瀧脇憲様(日本社会事業大学専門職大学院准教授)と新藤健太氏(日本社会事業大学准教授、PBEE-RC理事)による共同報告として、「休眠預金を活用した支援付き住宅建設の評価実践報告~ふるさとの会の『東向島プロジェクト』を通して~」をテーマにご報告いただきました。当日は、さまざまな領域・立場の18名の皆様にご参加いただき、活発な議論が交わされました。
今回の研究会は三部構成で行われました。
はじめに、資金分配団体である公益財団法人パブリックリソース財団の評価アドバイザーを務めた新藤氏より、「東向島プロジェクト」の位置付けとして、休眠預金制度の概要や、休眠預金事業による「支援付き住宅建設・人材育成事業」全体の取組、資金分配団体と実行団体との関係性についてご説明いただきました。
次に、瀧脇様から、「支援付き住宅建設・人材育成事業」の実行団体の一つであるNPO法人自立支援センターふるさとの会による「東向島プロジェクト」についてご報告いただきました。日常的な支援を要する生活困窮者の都市部における生活拠点の不足といった背景を踏まえつつ、プロジェクトの経緯や概要、ロジックモデル、事後評価について詳しくご説明いただきました。
最後に、新藤氏より、資金分配団体としての評価報告について、インタビュー時の様子なども交えながら丁寧にお話しいただきました。
指定発言としては、西岡正次様(A’ワーク創造館・生活困窮者自立支援全国ネットワーク理事)より、モデルの普及可能性や事業実施における資金面の課題、人材育成のためのシステム等についてご発言をいただきました。また、質疑応答では、評価を実施して感じた点やインパクト理論における最終アウトカム設定の考え方、ピアサポートの活用、人材育成に関することなど、多様なご意見・ご質問が寄せられました。
貴重なご報告をいただきました瀧脇様、新藤様、ならびに指定発言をいただきました西岡様、そして積極的にご質問・ご意見をお寄せくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
最後になりましたが、旧年中は皆さまに大変お世話になりました。
本年も定例PBEE研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
文責:入江名未(PBEE研究・研修センター事務局)
