Peatix
2022.10.03 Event(report)

『実践家参画型エンパワメント評価の理論と方法:CD-TEP法輪読会第3回(第5章:「効果モデル」の可視化の方法:効果モデル5アイテムの作り方)』を開催いたしました!

2022年10月1日(土)18時~、「実践家参画型エンパワメント評価の理論と方法:CD-TEP法輪読会」の第3回を開催致しました。第3回は「第5章:『効果モデル』の可視化の方法:効果モデル5アイテムの作り方」をテーマとして取り上げ、報告担当者の宇野氏による報告といくつかのご質問にもとづくディスカッションを行いました。

なお、当日は17名の皆様にリアルタイムでのご参加をいただきました。お忙しいなか、ご報告いただいた宇野さん、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
ディスカッションでは、改訂・改善させるためには そもそも《モデルが可視化》されていなければならないことや、効果モデル5アイテムを開発・改善するための取組みは、書籍のなかに《インプット》・《検討方法》・《アウトプット》という形で示されていることなどを改めて確認しました(詳しくは書籍をご確認ください)。そのうえで、

・プロセス理論(サービス利用計画・組織計画)や効果的援助要素の開発・改善する過程で検討すべき《組織キャパシティ》とは「人的キャパシティ」「技術的キャパシティ」「経済的キャパシティ」「構造的・形式的結束のキャパシティ」(Getting To Outcomesを参考)であること
・プロセス理論をサービス利用計画と組織計画に分ける理由について、サービス利用計画はインパクト理論を達成するための活動に関する計画、組織計画はサービス利用計画に規定された活動を実施する組織体制に関する計画であること、また、プログラムを扱う人材育成なども組織計画に規定されるべきであること
・例えば「アセスメント」「支援計画作成」などの活動のみを示すのではなく、「アセスメントをどのように行えば良いのか」「どのような支援計画を作成すれば良いのか」という具体的な《やり方》を「効果的援助要素」として整理することが十分な成果を得るためには重要であること、またそれらを実践現場の創意工夫から抽出することがCD-TEP法の特徴であること
・CD-TEP法を用いて効果モデル5アイテムを開発・改善するには準備とある程度の期間が必要になるのではないか、というご質問に対し、それでも(プログラムを必要としている人たちのためにも)なるべく早く作り上げること、可能な限り早い段階で内的妥当性の高い有効性の検証までたどり着くことが重要であること
・効果モデルを構築するとき、プログラムを適用する標的集団(Target Population)やプログラムを展開できる地域特性等(コンテクスト)を明確に同定することが必要であること、これらはインパクト理論等、効果モデル5アイテムを開発・改善する過程でも検討され、明確にされていくであろうこと

などが議論され、私自身も大変勉強になりました。議論が盛り上がり(私の運営も悪く…)、本日は途中休憩もなく2時間も議論し続けてしまいました。本日ご参加の皆様、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした…。

次回輪読会は2022年10月22日(土)18時から、テーマは「第6章:CD-TEP改善ステップ」を予定しております。また、皆様と一緒に学べることを楽しみにしております!

★「実践家参画型エンパワメント評価の理論と方法:CD-TEP法輪読会」について、ご関心のある方はどの時期からでもご参加いただくことが可能ですので、是非ご参加ください。その際には、こちらのPeatixサイトから参加のお申込みをお願いします。賛同会員の皆様には輪読会の動画配信サービスも行いますので、宜しければこちらから賛同会員にお申込みいただき、本輪読会には「賛同会員」として参加していただけましたら幸いです。


文責:新藤健太(PBEE研究・研修センター・業務執行理事)

お知らせ一覧に戻る