(2025.7.18)第32回定例研究会:水野英一様「精神科病院長期入院者の退院支援におけるピアサポーター導入と定着のあり方」を開催しました。
7月18日(金)19:00~21:00、第32回定例研究会:水野英一様「精神科病院長期入院者の退院支援におけるピアサポーター導入と定着のあり方」を開催しました。
報告者は水野英一様(PBEE研究・研修センター賛同会員、福島県精神保健福祉士協会会長、一般財団法人新田目病院精神保健福祉士)でテーマは「精神科病院長期入院者に対する退院支援・ピアサポーター活用モデルの開発と実装:福島県内での効果的な実装を目指したアクション・リサーチの結果から」でした。23名のさまざまな領域・立場の皆様にご参加頂き、議論を進めました。
水野様はこれまで、精神科病院における退院支援の中でも、ピアサポーター導入によって長期入院者の退院意欲喚起を促す取組みの有効性に注目し、福島県に最も適合的な退院支援におけるピアサポーター定着のあり方について、実践者・当事者参画型評価チームによるアクション・リサーチを通じて明らかにする研究に取り組まれてきました。今回の研究会では、その結果について、分かりやすく、明快にご報告いただきました。
指定発言者として、中野千世様(医療法人宮本病院地域活動支援センター 櫻)と、中越章乃様(東海大学)から、アクション・リサーチの重要性とピアサポーターの有効性、マニュアルの有用性、制度上の課題、病院と地域の連携の難しさなどについてご自身のご経験を交えてコメントをいただきました。質疑応答では、GP事例の選定理由、最終アウトカムの設定理由、地域への展開方法などについてご質問が寄せられました。
貴重な研究成果をご報告いただきました水野様、指定発言の中野様、中越様、そしてご参加いただき活発なご意見をいただきました皆様、誠にありがとうございました。

文責:入江名未(PBEE研究・研修センター事務局)
