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2024.05.02 Event(report)

第18回定例研究会が開催されました。

4月19日(金)19:00~第18回定例研究会が開催されました。報告者は大妻女子大学共生社会文化研究所の特別研究員・PBEE研究・研修センター研究員の藤本優氏で、テーマは「地方自治体が主導する脳福連携事業の形成的評価~A町でのロジックモデルと成果指標の作成を通してみえた課題と今後の展開」でした。

今回の研究会では、近年注目される「農福連携」について自治体が特に力を注いでモデル的な実践をしているA町を事例として、「農福連携」の概要と課題を報告しました。関係者の方たちとワークショップを開催しロジックモデルと成果指標を作成した結果と考察について報告し、その後、指定発言者としてNPO法人PCM Tokyo理事長久野叔彦様から、農業分野から農福連携に関わった豊富なご経験に基づいて、就労継続支援B型事業所などでの取組みと自治体を中心とした取組みとの比較、それぞれのモデルの異同や発展可能性等をご発言頂いた後、様々な分野の方にご参加いただき、農福連携における今後の課題や展望から、考察の導き方やアウトカムの設定の仕方などプログラム評価の方法論的な部分まで幅広く活発な議論が時間いっぱいまで行われました。また、ワークショップを進めるうえでの難しさなど、貴重なお話しを共有していただきました。

報告者の藤本さん、指定発言の久野様、そして積極的にご参加してくださった皆様、ありがとうございました。

文責:入江名未(PBEE研究・研修センター事務局)

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